054-285-3821
静岡市駿河区中田2-3-17
ノーズクリップを上にしてマスクをつける | マスクを上下に引っ張り、鼻と顎を覆う | ノーズクリップを鼻に合わせて曲げて隙間をなくす | 完成形 |
感染予防、咳エチケット、様々な理由からマスクが定着してきています。ただ…せっかくつけるのなら正しく使用していきたいですよね。参考にしてみてください。 | |||
隙間のあるのはダメ | 鼻が出てるのはダメ | (北大病院感染対策マニュアル6)より作成 |
乳児に蜂蜜は いつからあげていいのか
乳児に蜂蜜を与えてしまい、ボツリヌス菌により死亡してしまった悲しいニュースがありました。では、1歳になれば、与えて良いのか否かと考えると、その保証もないことに気がつきました。
国立感染症研究所に資料によると・・・
蜂蜜中にボツリヌス菌の胞子(芽胞)が含まれているおそれがあるので、蜂蜜は1歳未満の乳児に与えない。 乳児ボツリヌス症は、2~4カ月の乳児に最も多く、報告では、生後2ヶ月からや8ヶ月までの小児です。
日本製の蜂蜜は、ボツリヌス菌に汚染している確率は5%と言われます。
アメリカでは、蜂蜜の報告は少なく、コーンシロップ、水飴、砂糖など、完全に殺菌が施されていない天然甘味料からのボツリヌス菌の感染が多いようです。
しかし、上白糖や三温糖は、精製糖製造過程では紫外線により殺菌しているので、ボツリヌス菌が含まれているおそれはないそうです。
蜂蜜はいつからあげて良いかは、今まで言われていたように1歳でよいのではないかと思われます。
早寝・早起き・朝ごはん
生活習慣の改善には、『早寝早起き朝ごはん』が重要です。
心も体も健康的な生活を送るため、自分の生活を見直してみましょう。
早寝早起き:朝日をたっぷり浴びて、生体時計をリセットしましょう。
早起きが習慣になれば、夜も早めに眠れるようになります。
授業中に眠くなるのは生活の乱れから!
小中学生に「3、4時間目に眠くなりますか」と聞いたところ、小学生の5~6割、中学生では7~8割が眠くなると答えています。3~4時間目というのは午前10時~12時頃で、本来ヒトという動物が一番、目覚めていなければいけない時間帯です。この結果は子どもたちの多くが生体リズムを乱していると判断できます。
「寝ると太る」はウソ!
夜ふかしは慢性の時差ぼけとなり、体調不良になって、その結果、日中に十分活動できなくなり、運動量が低下して肥満になるのではないかと考えられます。もちろん、いったん太ってしまうと、そのために運動量が減り、ますます太る方向にすすみ悪循環です。多くの人は「寝ると太る」と思い込んでいるのではないでしょうか。ソファーに横になってスナック菓子を食べながらテレビを見ているような姿を思い浮かべるのでしょうが、これは寝ているのではありません。単なる運動不足です。
バランスのよい食事:
朝ごはんを食べることは、心にも体にもとても大事なことです。
朝ごはんをしっかりと食べることによって、体を目覚めさせ、
脳のはたらきを活発にし、授業にも集中できます。
朝食をとらないとキレやすい?
朝食を食べない子はイライラのある子が、かなり多くなります。
こんな症状がでやすいです
・イライラする ・風邪をひきやすい
・頭が痛くなりやすい ・心配ごとがある
・だるくなりやすい ・元気が出ない
・夜よく眠れない ・ご飯がおいしくない
こんなことをしていませんか?
・子どもが寝ているのに、家族がそばでテレビを見ている
大人はテレビを楽しんでいるのに、子どもだけ早寝させようというのでは、子どもだけが無理を強いられることになります。子どもが寝る時間になったらテレビを消すことを家族の習慣にしましょう。
・深夜に帰った家族ともコミュニケーションをとるようにしている
大人の時間に子どもの生活を合わせてはいけません。仕事などで、帰りが遅く、子どもとコミュニケーションがとれないのであれば、朝早く起きてふれあいの時間をもつようにしましょう
・起きるのが遅くて朝食がとれないので、夜食をたっぷりとっている
寝る前に夜食をとると、眠りが浅くなって生体リズムの乱れにつながり、朝に食欲がわかず、朝食抜きにつながります。
・朝は栄養バランスを考えて機能性食品で済ませている
食事は栄養をとることだけが目的ではありません。よくかむことで脳の血流や機能を活発にしたり、味や会話を楽しむことで、心の豊かさを育てたりと、様々な役割があるのです。
・家族の起きる時間がバラバラなので、一人ずつ食事をしている
子どもが一人で食べる場合は、好きなものばかりを食べてしまいがちになり、栄養がかたよってしまいます。一人ずつでの食事はできるだけ避けたいものです。
参考文献:今すぐ始めよう!早起き早寝朝ごはん
女子栄養大学 副学長 香川靖雄
東京ベイ・浦安市川医療センター長 神山 潤 共著